自己紹介記事①/代表取締役 関原Vol.1

このブログ記事をご覧いただいている皆さんありがとうございます!ナカラル株式会社代表取締役の関原です。

 

法人設立をしてからもうそろそろ1か月が過ぎようとしている中、各種SNSや営業でお会いした社長の方々にも、自分のことをより知っていただきたいと思い、自らの社会人経験や起業への想い等をブログにしたいと考えました。

 

そこで、最終的なゴールを「何故安定した銀行を退職してまで先行きの不透明な起業という道を選択したのか」という質問に対して回答することに置き、想いのままに書いていきたいと思います。

 

上記問いに答えるためには、私の過去を皆さんに知っていただく必要があると思いますので、何回かに分けたシリーズもので私の銀行員人生を振り返り、さらには起業への着想、決断、家族への想いにも言及していきたいと思います。

 

まず、今回はその第一弾として、私が経験した銀行員時代の特に営業について言及していきます。

 

シリーズとしては以下4編での構成を想定しております。書いていく中で少し異なる流れになる可能性もありますがご容赦下さい。

 

 

⑴銀行営業 ~新人から軌道に乗るまで~

⑵銀行営業 ~営業筆頭担当としての日々と人事部への異動~

⑶銀行本部 ~人事部 採用~

⑷銀行本部 ~人事部 評価・異動~

⑸起業への想い

⑹家族への想い

 

あくまでも私の経験ですので全ての社会人・銀行員に当てはまるものではないということはご理解・ご容赦下さい。

また、前職を代表して述べているわけでもないという点もご理解下さい。

 

銀行の中でもメガバンク、特に私がいた三井住友銀行は熱い想いを持った先輩が多かったです。13年間という非常に短い時間ではありましたが、「この人には絶対に敵わない・・・」と感じるような優秀な先輩がいる等、全てにおいて一流の環境で働かせていただけました。まずは、冒頭前職の三井住友銀行には本当に感謝していることを伝えておきます。

 

私が入行したのは、東京郊外の小さい住宅店でした。当時の私は、営業やプレゼンは得意だと思っていましたし、自分の腕でどこまでいけるのか試してやろうというぐらいの鼻っ柱の強い正直面倒な1年目だったと思います。就職したばかりで、同期には絶対に負けないとギラギラとした出世意欲を燃やす当時の私にとっては、他の同期が大手町・新宿・赤坂等の大都会に配属される中で非常にショックだったのを覚えています。「既に銀行の中で私の出世の道はないんだ・・・」と本気で思ったくらいショックでした。ただし、お客さまもそこまで多くない団地の中の住宅店だったこともあり、先輩方には非常に丁寧に教えていただきました。

 

このお店では、嘘偽りなく上司や先輩に恵まれました。何も知らない私を受け入れトライさせてくれました。ただ単純にやらせるだけでなく、自分で考えて行動させるということを意識した指導をしていただいていました。失敗した時には矢面に立ってフォローしてくれました。フォローしていただいた後は、しっかりと意味のある反省を促してくれました。どの店もそうかは分かりませんが、少なくとも私が所属していた店は非常に私にとって居心地がよかったですし、毎日どんどんスキルが伸びているのを感じました。特に、先輩や支店長とお客さまの所に帯同させていただくことは、社会人として一人前になるまでのギャップを気付かせていただけたいい機会でした。

 

上司のお陰もあり、同期の中ではかなり早期に担当顧客を持つことができ、実績を上げることができました。この頃は自分の目の前のことに本気で取り組むことで、ダイレクトに成長を感じることが出来ていました。新人ながらあの手この手でお客さまとの接点を作り、実績を上げていくということが本当に楽しかったです。ただ本当に数字には厳しい会社でもありました。当時は恐らく銀行の中では最も厳しい環境だったのではないかと思います。他メガに就職した大学同期よりも目標が倍以上違ったことは覚えています。ただし、社会人としての素地を作るこの段階で、どんな環境に身を置けたかは非常に大事だと思います。最初が低いハードルだとそのハードルの高さが当たり前になってしまうんですよね。常に高いハードルを目指しているからこそ成長があるんだと思います。

 

最初のお店では3年間くらい勤め、別の店に異動になりましたが、異動発令の時支店長に言われた言葉は今でも覚えています。「関原はもっと大きいお店に行かせてあげたかったんだけど・・・。」と言われました。そうなんです。また郊外の住宅店だったんです。正直こんなことは社会人として雇われている以上普通のことで、発令が出た所で頑張るしかないです。私も決してモチベーションが低下したわけではなかったですが、「言われた場所に行って頑張る以外に選択肢はないのに、何故敢えて実現しなかったことを部下に伝えるんだろう。」という気持ちになったのは事実です。

 

この時に学んだことは、心の中でどう思っていても、部下には前向きな所を見つけて伝えてあげることが非常に重要だということです。どんな異動にも必ず意味があるということは後々人事部に異動してから感じたことではありますが、「あなたが動く意味はこれだ!こんなMissionなんだ!」と明確に伝えること、どうやって高いエンゲージメントを維持していくか。これは上司である責任ですね。(当時の上司はあくまでフォローするつもりで言ってくれたんだと思います。)

 

異動先における充実した日々について書いていきたい所ですが、ブログも殆ど初めてですし、これ以上長くなると誰も見てくれないような気がするので、このあたりで第一回は終了します。

 

次回は、「営業筆頭担当としての日々と人事部への異動」です!

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